無農薬野菜いーよー

お義父さんが育てた無農薬野菜をいただきました。
食の安全が謳われる昨今、無農薬野菜なんて本当にありがたいことです。
そもそも虫も食べないような野菜、人間が食べて害がないはずがないんですから。

そしていつも通り息子を呼びました。
「い~い?青虫やなめくじがいたら、このお箸で捕まえるのよ。
袋に入れて、外にポイしてね」「母さん、いいかげん俺使うのやめろよ…」なにか抗議らしきものを受けましたが、「あんた、おいしい野菜食べたくないの?」息子はそれ以上何も言いませんでした。

お義父さんからは「ブロッコリーは水につけたらなめくじがわんさかおった。
だいたいのところはとったと思う」とは言われていましたが、根絶したとは考えにくい。
「じゃあまずこの袋の…」持った瞬間でした。

そこになめくじがいたなんて!「ぎやあああ」昔はもっと悲鳴も可愛かったような気がします。
あられもない声を上げ、いただいたブロッコリーを袋ごと放り投げ息子の影に隠れました。
その後は息子が全部処理をしました。

そして主人が帰ってからその話をしていると「どうしてそんなに虫が怖いのかなぁ」そんなの私の方が知りたいです。
反射的に悲鳴が出て鳥肌が立つんだから仕方ないじゃない。
もうウン十年ずっとこうなんだから、今さら治るものでもあるまいし。

「洋介(息子)がやってくれるんだからいいのよ」そしてそのまま息子が処理したブロッコリーを主人に出しました。
「お前、あいつの恨みかうなよ?」何のことだろう、と思いました。
「お前が食べるブロッコリーに、なめくじ入れるかもしれんぞ」明日主人のへそくりから、いくらかお小遣いであげとこうと思いました。